お知らせ

令和5年度事業計画

 新型コロナウイルス感染症が日本に入ってきて3年が過ぎました。新型コロナウイルス感染症により社会は大きく変化し、医師会活動も影響を受けました。高岡市医師会は、新型コロナウイルス感染症に対する地域の診療体制や検査体制を構築し、感染予防対策を行ってきました。多くの医療機関に「診療・検査医療機関」となっていただき、新型コロナウイルスとの戦いの最前線で活躍していただいております。また、ワクチン接種に関しては、高岡市と協議を重ね、高岡市が一括して全体を管理し予約を受け付ける仕組みを構築しました。これにより、ワクチン接種が円滑に進み、医療機関の負担を軽減できたと考えています。

 最近、世の中はようやく落ち着きを取り戻してきており、新しい生活が始まろうとしています。今後は、少子高齢化に対応した新しい地域医療の形が求められます。高岡市医師会は「かかりつけ医」による在宅医療を推進し、公的病院、民間病院を含めた医療・介護・福祉の連携を進めます。また、健康保持増進のため、学校保健活動、健康診断などの予防医学活動への取り組みを続けていきます。

 高岡市急患医療センターは、出向医の高齢化など様々な課題を抱えていますが、時代に応じた診療を続けてまいります。高岡市医師会訪問看護ステーションは、地域の在宅医療に大きな役割を果たしており、臨床検査センターと共に、医師会が健全に運営されるためにも重要な事業です。今後も各事業の充実に努めてまいります。

 行政や地域の各機関との連携を今後も推し進め、更に有意義な連携の実現に向けて努力していきます。

 高岡市医師会は、市民がもとめる安心で安全な医療、介護、福祉を守るために以下の事業をひとつひとつ誠実に、積極的に実行してまいります。